COLORS~Blue~
メールを送信すると、俺はカバンを持って。

教室を出た。

時間はまだ、11時を過ぎたところ。
家に帰っても、放課後まで時間はある。

とりあえず、


―寝よう


思った。

気持ちを落ち着けないと。
また、ひどいお茶を点てることになる。

それ以前に。

点てることさえ、出来ないかもしれない。

それだけは、俺もさすがに避けたかったから…。

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