COLORS~Blue~
8.加速
【ほんとに大丈夫?
無理しなくてもいいよ?】


家に帰ると、忽那からメールがきていて。


【もうひと眠りすればカンペキ】


俺は躊躇うことなく返信して。
ベッドに潜り込んだ。


“………………“


目を閉じると。
やんわりと包み込むような眠けが、じんわりと俺を襲って。

そんなに、眠けを感じてはいなかったつもりだったけど。

実はやはり。
なにげに眠かったらしい。

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