COLORS~Blue~
9.止められない
「やっぱり食事は大勢で食べるのがいいわね」
ほんの一瞬でも。
二人きりになれただけ、
―ラッキー、だったな…
思うべきなんだろう。
あの後、すぐに忽那も戻ってきてしまって…。
それでも。
透子さんと過ごせる時間…。
「でも。家族の団欒に、お…僕なんかがいて、いいんですか?」
「もちろん!一人でも多い方がいいのよ。食事は」
昨日の俺は、いったい何だったのか…。
ってくらい。
打って変わって…って感じで。
ほんの一瞬でも。
二人きりになれただけ、
―ラッキー、だったな…
思うべきなんだろう。
あの後、すぐに忽那も戻ってきてしまって…。
それでも。
透子さんと過ごせる時間…。
「でも。家族の団欒に、お…僕なんかがいて、いいんですか?」
「もちろん!一人でも多い方がいいのよ。食事は」
昨日の俺は、いったい何だったのか…。
ってくらい。
打って変わって…って感じで。