COLORS~Blue~
TELが切れた後。


「マジ、だよな…?」


まだどこか半信半疑で。
俺はバカみたいに、何度も着信履歴を確認した。

履歴には。
確かに透子さんの名前。

それでも。
眠ってしまえば、やっぱり夢になってしまうような気がして。

っつーか。


「俺は、コドモか…?」


なんて。
自分で自分に、あきれつつも。

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