COLORS~Blue~
透子さんは、そのお茶から。
何を感じとったのか…。
俺はあえて、何も聞かず。
透子さんも。
「…………………」
その日は、何も言わなかった。
ただ。
その茶碗を、じっとみつめて…。
それからも。
週に1度、稽古は続いて。
俺は毎週。
蒼の茶碗で、透子さんにお茶を点てた。
さすが。
そこは大人だからなのか、透子さん、だからなのか。
次の週には、気持ちの乱れはなくなっていて。
何を感じとったのか…。
俺はあえて、何も聞かず。
透子さんも。
「…………………」
その日は、何も言わなかった。
ただ。
その茶碗を、じっとみつめて…。
それからも。
週に1度、稽古は続いて。
俺は毎週。
蒼の茶碗で、透子さんにお茶を点てた。
さすが。
そこは大人だからなのか、透子さん、だからなのか。
次の週には、気持ちの乱れはなくなっていて。