COLORS~Blue~
「生まれてきたのが。遅すぎた…?」
「えっ?」
「あと5年…。いや。3年でも早ければ。透子さんは俺を、男として見てくれてましたか?」
「涼佑、クン…」
「なんで俺は、未成年(コドモ)なんだ?なんで……──」
「───────」


その時。


「──────!」


唇に。
やわらかなものが触れた。


―えっ…?


次の瞬間。
俺はこの目を疑う。


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