COLORS~Blue~
その時。


「それ聞いたら、ますます早くお茶が飲みたくなって……」


言いかけてた言葉を止めて、急に忽那が立ち上がった。


「忽那?」


と、次の瞬間にはもう、ドアを開けていて。


「あ、お姉ちゃん!やっと帰ってきた!」


嬉しそうに、声をあげた。


―え、お姉ちゃん?

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