COLORS~Blue~
なぜ、そんな釘を刺されたのかはわからないけど。


「透子さんのことは。そんなんじゃねーのに…」


まぁ、基本、女子の皆さんは、恋愛に繋げたがるし。
歳が離れてるとはいえ。

綺麗で出来る、自慢の姉。
つい、懸念してしまうんだろう。

特に。
俺みたいな男には…。

とりあえず。
のめり込み過ぎないよう、ほどほどに、を心がけて。


「精進するか…」


勝手に、自分の中で決めて。

俺は、茶室の電気を消した。








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