私が出逢ったキセキのかけら
「はぁ~ クレープ食べたかったのに‥」


莉桜は、あたしを引きずってきた後すぐに、女の戦場?へと進んでいき、あたしは、一人寂しく莉桜の帰りを待っていた。


「‥‥瑠奈、1人?」


と、誰かが、話しかけてきた。


「いやぁ~、1人っていうか…あっこで頑張って、獲物を捕ろうとしている友達を1人寂しく待ってるって感じですね~(笑)」


そう答えて、


あれ?何でこの人あたしの名前、知ってんの?


そう疑問に思って、相手の顔を見てみる。


「あっ!優弥じゃん!」


あたしがそういうと、優弥はあきれたようにいった。


「お前なぁ……。見知らぬ奴にもあんななのかよ」
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