私が出逢ったキセキのかけら
はぁ~、あたしも決めよう。


─────……
──……


「瑠奈、決めた?」

「うん。決めたよ?」

「じゃあ、呼んでいい?」

「うん。いいよ?」

「なんで疑問系なの?」

「えっ?なんとなく?(笑)」


「はぁ~?意味わかんない。もう、呼ぶからね!」


莉桜はそう言って、ベルを押した。


「ご注文をお伺いいたします」


「私は、ミートパスタ」

「あたしは、オムライスで」


「お飲み物は……」


「あー、私オレンジジュース」

「……、じゃあカルピスソーダーで…」


「ご注文の確認をいたします。ミートパスタがお一つ。オムライスがお一つ。ドリンクは、オレンジジュースとカルピスソーダーがお一つ。以上でよろしいでしょうか?」


「はい」

「それでは、もう少々お待ちください。」


莉桜、やっぱりミートパスタなんだ~。
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