私が出逢ったキセキのかけら

莉桜side

「瑠奈っ!瑠奈っっ!!!」


私は、瑠奈の体を揺すった。


しかし、全く反応がない。


「瑠奈っ!!」


瑠奈の体から、ドクドクと赤い鮮血が流れ出している。







「瑠奈……。私を……、私を1人にしないで……」








ピーポーピーポー





遠くの方から、救急車の音が聞こえた。




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