3月のパンタシア
学校にて
「この間はありがとう」「楽しかった」緑がそういうと、裕子は「満足してくれたらいいよ」「満足してくれたらそれが私の喜び」そういって裕子は、微笑んだ。
「なんか久しぶりだったね司とああやって話すの」「うん」「さびしかったんだ私すごく」緑はそういうと校庭を見やった。
校庭では今日もサッカー部が忙しくはしってる。
「司もずっとサッカーやってたね」「うん」「私ずっと緑が彼だけを見てたの知ってる」「えっ?」
「だから、緑が司のことを好きなの、ずっと好きなの知ってる」「えっ」
「気づいてないと思ってた」「気づいてたよずっと」「そっか、気づいてたか」「わからないでか」そうやって裕子はおどけた。
(心のなかで私も小学校3年生から彼が好きだったの)とは言えなかった。
「もてるもんね、司は」「もてるよね」「ライバルだらけ」「うん」
蓮見先輩といい、緑といい、いい女はみんな司が好きなんだ。
私もだけど・・・・・・・・・・・・・・・・
「きっと司、緑が好きって知ったら喜ぶよ」「だって緑きれいだもん」「しっかりしてるしさ」「そうかな」「でも司には蓮見さんが」「あんなん目じゃない、緑のほうがずっときれい」
そういいながら内心裕子は(素直じゃないな)って思いながら、どうして{私も彼を好きなの}っていえなかったんだろうって思ってた。
「なんか久しぶりだったね司とああやって話すの」「うん」「さびしかったんだ私すごく」緑はそういうと校庭を見やった。
校庭では今日もサッカー部が忙しくはしってる。
「司もずっとサッカーやってたね」「うん」「私ずっと緑が彼だけを見てたの知ってる」「えっ?」
「だから、緑が司のことを好きなの、ずっと好きなの知ってる」「えっ」
「気づいてないと思ってた」「気づいてたよずっと」「そっか、気づいてたか」「わからないでか」そうやって裕子はおどけた。
(心のなかで私も小学校3年生から彼が好きだったの)とは言えなかった。
「もてるもんね、司は」「もてるよね」「ライバルだらけ」「うん」
蓮見先輩といい、緑といい、いい女はみんな司が好きなんだ。
私もだけど・・・・・・・・・・・・・・・・
「きっと司、緑が好きって知ったら喜ぶよ」「だって緑きれいだもん」「しっかりしてるしさ」「そうかな」「でも司には蓮見さんが」「あんなん目じゃない、緑のほうがずっときれい」
そういいながら内心裕子は(素直じゃないな)って思いながら、どうして{私も彼を好きなの}っていえなかったんだろうって思ってた。