恋
「いいですよ、チョコもクッキーも好きですから」
そう言ったあたしに、
「他に何か好きなものは?」
向かい側の椅子に腰を下ろした朝比奈さんが聞いてきた。
「えっ?」
聞き返したあたしに、
「ラーメンやチョコやクッキーの他にも何か好きなものがあったら教えて欲しいな」
朝比奈さんはマグカップに紅茶を注ぐと、そのうちの1つをあたしに差し出した。
両手でマグカップを包み込んで鼻を近づけると、マスカットとエルダーフラワーの甘い香りがした。
「甘いものは基本、何でも好きですよ」
朝比奈さんに返事をすると、マグカップに口をつけた。
「洋菓子と和菓子だったらどっちの方が好き?」
「…洋菓子ですね」
「なるほど」
朝比奈さんはクッキーをつまむと、それをかじった。
そう言ったあたしに、
「他に何か好きなものは?」
向かい側の椅子に腰を下ろした朝比奈さんが聞いてきた。
「えっ?」
聞き返したあたしに、
「ラーメンやチョコやクッキーの他にも何か好きなものがあったら教えて欲しいな」
朝比奈さんはマグカップに紅茶を注ぐと、そのうちの1つをあたしに差し出した。
両手でマグカップを包み込んで鼻を近づけると、マスカットとエルダーフラワーの甘い香りがした。
「甘いものは基本、何でも好きですよ」
朝比奈さんに返事をすると、マグカップに口をつけた。
「洋菓子と和菓子だったらどっちの方が好き?」
「…洋菓子ですね」
「なるほど」
朝比奈さんはクッキーをつまむと、それをかじった。