恋
「別にいいんじゃないですか。
母から結婚したからもう帰ってこなくていいよって言われましたし」
あたしはまた答えた。
「それに母も2年前に会社を退職したとは言え、まだコンビニでパートの仕事をしていますし」
続けてそう言ったら、
「本当に働くことが好きなんだね」
と、朝比奈さんが言った。
「元気に動けるのは今のうち、って言うのが母のモットーみたいなものですから。
それに実家に帰ってお昼ご飯を食べに行ったとしても、それが廃棄処分を終えたコンビニ弁当だったりとかパンだったりとか結局は変わらないんですけどね。
ごちそうさまでした」
「えっ、早い…」
今朝のように驚いている朝比奈さんを無視すると、空っぽになった食器を片づけた。
母から結婚したからもう帰ってこなくていいよって言われましたし」
あたしはまた答えた。
「それに母も2年前に会社を退職したとは言え、まだコンビニでパートの仕事をしていますし」
続けてそう言ったら、
「本当に働くことが好きなんだね」
と、朝比奈さんが言った。
「元気に動けるのは今のうち、って言うのが母のモットーみたいなものですから。
それに実家に帰ってお昼ご飯を食べに行ったとしても、それが廃棄処分を終えたコンビニ弁当だったりとかパンだったりとか結局は変わらないんですけどね。
ごちそうさまでした」
「えっ、早い…」
今朝のように驚いている朝比奈さんを無視すると、空っぽになった食器を片づけた。