恋
ようやく中に入ることができたこの瞬間を、何と表現したらいいのだろうか?
次からはもっと早くチケットを取ろう…と思っても、なかなか倍率が高いのでかなわないのがオチだ。
「うわーっ、混んでるなあ…」
どうにかして前の方に場所を確保したけれど、身長がどちらかと言うと小柄なためにほとんど見えないと言う状況だ。
ジャンプをすればまあまあ何とかなるけど、これが難しいんだ。
後はドサクサにまぎれて、前へ前へと進むことができたらいい方だろう。
そう思っていたら、それまで明るかった会場が暗闇に包まれた。
「わーっ!」
会場が歓声に包まれたのと同時に、彼らのトレードマークである黒のモッズスーツを身につけた『ベイビー・スターダスト』のメンバーがステージに現れた。
ライブの始まりだ!
次からはもっと早くチケットを取ろう…と思っても、なかなか倍率が高いのでかなわないのがオチだ。
「うわーっ、混んでるなあ…」
どうにかして前の方に場所を確保したけれど、身長がどちらかと言うと小柄なためにほとんど見えないと言う状況だ。
ジャンプをすればまあまあ何とかなるけど、これが難しいんだ。
後はドサクサにまぎれて、前へ前へと進むことができたらいい方だろう。
そう思っていたら、それまで明るかった会場が暗闇に包まれた。
「わーっ!」
会場が歓声に包まれたのと同時に、彼らのトレードマークである黒のモッズスーツを身につけた『ベイビー・スターダスト』のメンバーがステージに現れた。
ライブの始まりだ!