恋
ケーキはとても美味しくて、気がついたら全部食べてしまっていた。
「結構大きかったですよ…」
そう言って、伊勢谷さんは苦笑いをした。
「美味しかったものですから、つい…」
呟くようにあたしが言い返したら、
「田ノ下さんの嬉しそうな顔が見れてよかったです」
伊勢谷さんが笑いながら言った。
一緒になってクスクスと笑っていたら、
「すみません、1枚だけ写真を撮ってもいいですか?
レジの横にあるコルクボードに飾らせていただきます」
カメラを片手に店員が現れた。
「はい、いいですよ」
あたしが首を縦に振ってうなずいたら、
「じゃ、撮りますね」
店員がカメラを構えた。
「すみません、もう少しだけ近寄ってくれませんかね?」
カメラ越しから出してきた指示にあたしたちはお互いの肩を寄せた。
「結構大きかったですよ…」
そう言って、伊勢谷さんは苦笑いをした。
「美味しかったものですから、つい…」
呟くようにあたしが言い返したら、
「田ノ下さんの嬉しそうな顔が見れてよかったです」
伊勢谷さんが笑いながら言った。
一緒になってクスクスと笑っていたら、
「すみません、1枚だけ写真を撮ってもいいですか?
レジの横にあるコルクボードに飾らせていただきます」
カメラを片手に店員が現れた。
「はい、いいですよ」
あたしが首を縦に振ってうなずいたら、
「じゃ、撮りますね」
店員がカメラを構えた。
「すみません、もう少しだけ近寄ってくれませんかね?」
カメラ越しから出してきた指示にあたしたちはお互いの肩を寄せた。