デスボイス
プロローグ
すぐ帰る。

今日もその一言を言って父は玄関からでていった。

「どうせ、今日も夜遅くまでかえってこないくせに…」
樹弥はそうつぶやくと自らの部屋に戻った。

私の名前は斎藤 樹弥。
大学二年生。
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