神寺様の言う通りっ!?
さよならの時

-翌日-

「速水--------------!!!」

「わっ……。」

 悔しい事に、一緒に暮らし始めてから、毎日神寺君の声で起こされている。

 神寺君の声は、低くて小さいけど、よく響く。

 着替えて下に降りると、朝ごはんが出来ていた。

 …………こう見えて神寺君は、料理が得意だったりする。

「神寺君は?制服に着替えないの?」

「あぁ、今着てくる。」
 と、短く答えた。

 ふぅ…。

「いただきまーす。」

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