わたしの初カレ。
リビングで唯くんと、2人きり。
さっきからたどたどしい会話しかしてないなぁ...。
とりあえず、紅茶飲もうかな...。
「...アチッ」
「望和、動揺しすぎだよ?どうしたの?」
「.......わ、私猫舌だから。。。」
「...何それ可愛い」
可愛いって?!そんなサラッと...。
「でさ、望和...」
「ふえっ?!」
「視聴覚室で望和が言ってくれた返事...うけとめたよ。
...こんな俺だけれど、もう1度...望和と付き合いたい。」
「...唯くん」
夢みたい...。紅茶でカラダがポカポカしてるのか、恥ずかしさでカラダが熱くなってるのか...わかんないや。
動揺で思わず長い自分の髪の毛を、私は耳にかける動作をする。
目の前に座っている唯くんの顔も赤い。