わたしの初カレ。
まあ、それはさておき唯くんに会うのは緊張する。
だって昨日、私の気持ちバレたし相手も私のことが好きだって分かったからだ。
そして、私はチャイムが鳴る前に教室に入り
唯くんの方を見た。
───目が合った。
顔がどんどん熱くなるのが分かる。
私達、両想いなんだ。
そして、朝のSHR(ショートホームルーム)後に
唯くんに話しかけられた。
「ちょっとさ、1時間目が始まる前に話さない?」
私は、恥ずかしくて目を合わすことができないまま頷いた。
────
「唯くん、話って?」
「望和...
俺達、両想いってことがわかったじゃん?」
「うん」
「...そのさ。」
「うん?」
「俺達、付き合わない?」
はい。キュン死しました。
これはやばいと思います。
そして、
もちろん私は唯くんからの告白に対して
「お願いします」
と言った。
というわけで...
この石井美和、初恋の人である佐々木唯くんと付き合うことになりました。
しかも、さらっと受け流しちゃったけど
いつの間にか、
唯くんに「望和」って名前
呼び捨てにされましたっ!!
これから私は、唯くんから石井さん
じゃなくて
望和♡
って呼ばれるのか!!
天国だ!!