わたしの初カレ。
まあ、今日は楽しむんだ。
もうすぐ夏休みも終わっちゃうからね...。
──そして、準備をした私達は待ち合わせ場所へ向かった。
ん?あの金髪のチャラ男は誰だ...。
「あ〜!ハルト〜!」
ハルト?!
え、あの金髪チャラ男、ハルトって名前なの?
ん...もしかして。
「望和、紹介するね!
この人が私の彼氏のハルト!!」
「チャースッ!あっ、桃華の幼なじみの
望和さんっすか?よろしくっす〜」
「あっ...よろしくお願いします...」
でた。私の苦手とするタイプだ。
でも、カッコイイ...。
「お待たせ望和。
あ、桃華さんお久しぶりです。」
唯くんが来た!!
桃華が凄く驚いている。
「え?!待って、
佐々木?!オマエ、佐々木唯だよな?!」
と、彼氏の前でも男勝りな口調の桃華。
そんなに驚くとは思わなかった。
「望和すごいじゃん!
しかも、佐々木って望和の初恋の人じゃん!
おめでとう〜!」
「ありがとう」
おめでとうって、
言われると凄く嬉しい。
ドキドキなWデートが始まる───。