わたしの初カレ。


────

唯くんは、何も悪くない。

いつだってアナタは優しい。


昨日、何もいわずにるる達と夏祭り、一緒に後半行動していたのに。

アナタは私をRINEで攻めるどころか

『楽しめた?』

って聞いてくれて。


でも、アナタの優しさにいつだって

甘えてしまう。


アナタが優しいのは知っている。

だけれど、私は

るるを傷つけた人達と仲良くしている


『アナタ』


に対しても、


────気持ちが冷めてしまった。



私の初恋の人であり、

大好きだった初カレの唯くん。


私は、後先後悔することも考えず


その時の感情だけで、




唯くんへ別れを告げようと決心した。





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