あ甘い恋は、ふわっと美味しく召し上がれ
冷蔵庫から、「ほろ酔い気分レモン味」の缶を出して、パソコンを立ち上げる。

室内が静かだから、テレビのスイッチも入れた。


ニュースでお仕事ロボ君の話題をやっていた。

(お仕事ロボ君とは、ある会社が、開発した人口知能を搭載した人型ロボット)のことだ。


ペッパー君は毎月、55000円で働いて、接客も介護も、受付もするそうだ。

その上、きついとか安いとか文句を言わない。
ロボットだから、労働基準法にも引っかからない。

そのうち、町中でロボットだらけになるかもしれないと思って、テレビを消した。



人工知能それが何なのか、一応、ニュースで報道されるようになってる。

 囲碁では、人工知能(AI)が世界最も強い棋士の1人を破って注目された。

そのうち車が自動運転するようになり、車に乗っっていれば眠っていても、目的地についてしまうかも知れない。


だから、どうだっていうのだ。


それと、今している仕事とこれから、どう関係してくるのだ。

プルタブを引っ張って、良く冷えた酎ハイを飲む。

ロボットは、酎ハイなんか飲まないだろう。

どうよ。

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