あ甘い恋は、ふわっと美味しく召し上がれ
「いいよ。じゃあ、信用する」
「そう、嬉しいわ」
「俺、経理課に行きたいんだ」
私は、彼の次の言葉を待った。
「それで?」
「それだけ」
「えっと、ただそれだけならアンケートに書いててくれたよね。だから、そのことは、私も知ってるけど」
「だから、どうしても異動したいんだって」
今度は、打って変わって真面目な顔になった。
ちゃんと真面目に話せるじゃないの。
でもねえ、
「そうは行かないわよ。一応、営業の素質を買われたわけだし」
会社で決めたことは、そう簡単に覆らない。
「ほら見ろ、関係ない人間が、真剣に相談なんか、乗ってくれるわけないじゃないか」
「そう、嬉しいわ」
「俺、経理課に行きたいんだ」
私は、彼の次の言葉を待った。
「それで?」
「それだけ」
「えっと、ただそれだけならアンケートに書いててくれたよね。だから、そのことは、私も知ってるけど」
「だから、どうしても異動したいんだって」
今度は、打って変わって真面目な顔になった。
ちゃんと真面目に話せるじゃないの。
でもねえ、
「そうは行かないわよ。一応、営業の素質を買われたわけだし」
会社で決めたことは、そう簡単に覆らない。
「ほら見ろ、関係ない人間が、真剣に相談なんか、乗ってくれるわけないじゃないか」