7年越しの、恋。
付き合うことなって、あの子は凄く喜んでくれた。
「だって、あんたらさー、どう見ても両思いなのに進展なくて…こっちが焦らされたわ!」
そ、そんなにわかりやすかったのか…。
自分のことだとやっぱりわからないけど、武藤くんが私を好きになってくれたということだけで、もう胸がいっぱいだった。
もちろん練習もあったけど、一緒に帰れる日は一緒に帰って、休日に会える日は会って。
試合ももちろん見に行った。
彼は付き合ってすぐ「みなみ」って呼んでくれた。
彼に名前を呼ばれるのが好きだった。
最初は緊張して「武藤くん」としか言えなかったけど、私もほどなく「祐司くん」と呼ぶようになった。
名前を呼んだ時に、彼がはにかんでくれるのが嬉しくて、自然と名前を呼ぶようになった。
「だって、あんたらさー、どう見ても両思いなのに進展なくて…こっちが焦らされたわ!」
そ、そんなにわかりやすかったのか…。
自分のことだとやっぱりわからないけど、武藤くんが私を好きになってくれたということだけで、もう胸がいっぱいだった。
もちろん練習もあったけど、一緒に帰れる日は一緒に帰って、休日に会える日は会って。
試合ももちろん見に行った。
彼は付き合ってすぐ「みなみ」って呼んでくれた。
彼に名前を呼ばれるのが好きだった。
最初は緊張して「武藤くん」としか言えなかったけど、私もほどなく「祐司くん」と呼ぶようになった。
名前を呼んだ時に、彼がはにかんでくれるのが嬉しくて、自然と名前を呼ぶようになった。