7年越しの、恋。
「怖くはないけど…緊張はしてる」

「俺も」

嘘だって顔をしてたのか、祐司くんが言葉を続ける。

「だってさ、7年振りに好きな子を抱くんだぞ?
そりゃ…緊張するさ」

がしがしと頭をかく。

「…ん。そうだよね」

7年たつけど、昔と変わらない彼に口が緩む。

「みなみ」

彼が名前を呼んで顔のいろんなところにキスをする。

「…っあん!」

そうしながら、彼自身が中に入ってくる。

それだけでもういっぱいで彼にしがみつく。

「…っは。やべぇ」

彼がぼそっと呟いて動き出す。

そこからはもう彼に揺さぶられて、されるがままだった。
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