7年越しの、恋。
祐司くんの運転で向こうに帰る。

車の中でもいろんな話をしながら、ゆっくりした時間を過ごす。

高速で2時間くらいの道のり。
途中サービスエリアでご飯を買って、お互いのを一口ずつ交換したりして。

月曜は私は休みだけど、祐司くんが仕事ということで。
祐司くんのうちに泊まることにした。

夕飯は家で食べることにして、途中スーパーによった。

あれがいい、これがいいと話ながら買い物をしてるとなんだか…結婚してるみたいで一人で恥ずかしくなる。

高速代もガソリン代も出してないから、ここは私が出す!とちゃっちゃと会計に向かう。
横で祐司くんは、苦笑いをしてたけど納得してくれたみたい。

祐司くんのおうちは1LDKで物もそんなに多くなく、綺麗な感じの部屋だった。

どんどん時間がたって、一緒に入れる時間が短くなる。
寂しさを振り払うようにご飯の準備にとりかかった。
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