それは秘密!王女の婿探しは陰謀の果てに?
「ジュジュも私のように愛する殿方に巡り合えるといいのですが」

「それって、私がいつまでもそなたの愛する夫ってことかな」

「当たり前じゃないの。もう、あなたったら」

「おお、ユアマジェスティ」

 二人は公の場所であっても、いきなりキスをしそうになり、側に居た仕えるものが見かねて咳払いをすると、我に返っていた。

 しかし、いつまでもラブラブの二人を見るのは微笑ましく、周りの者を幸せな気分にしてくれた。
< 8 / 268 >

この作品をシェア

pagetop