forever love Ⅰ




「1つは将希からの手紙でもう1つはあたしが将希に書いた手紙なの」




「まあ、美希読んでみて」



『あ、うん』



まず将希からの手紙をみたら雛へのラブレターだった


そして雛が書いた手紙を見た



『え、これって振ったっていうこと?』



「実際はその手紙を将希に渡してないの

あたし、その時勘違いしてて、将希に告白の返事をすることが出来なかったの」




「あのね、雛はずっとあたしが将希のことが好きだと思ってたの
でも雛は勘違いして初恋をあきらめたの

でもあきらめたのに将希に告白された
そして雛は誰にも相談できず、しかも将希に返事できずに小学校を卒業したの」




『なんで雛は美鈴が将希のことが好きだと思ったの?』




「お泊まり会の時、美希が美鈴に好きな人を聞いた時美鈴がM.Kって言ったの覚えてる?それであたしたちの学年でM.Kは将希だけだったからそう思ったの 」



『あたしはすぐ美鈴が好きな人は雅さんだってわかったよ?』    



「え?!あたし全然気づかなかった」



『だって美鈴雅さんと話してるとき顔が少し赤くなるんだもん』



「それ無意識だわ」


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