forever love Ⅰ
第2章
雛side




2人が帰ってからあたしは2枚の手紙を見つめた



2人と話してあたしは将希のことが好きなんだと確信した



だからあたしはこの気持ちと、将希に秘密にしていることを1枚手紙に書いて、2枚の手紙と一緒に卒業アルバムにはさんだ






月曜日、あたしは美鈴と体育の授業でバスケをしていた

今日は体育の先生が休みだから自由に遊んでいいらしい





『ほんと美鈴ってスポーツなんでもできるね』




「そういう雛こそできるじゃない

見た目どんくさそうなのに」




『それよく言われる』




「だろうね」




お互いシュートをうちながら争っていた


あたしはお兄ちゃんとよくスポーツをしていたし、空手をしてたから人並みにできるのは当たり前だけど、美鈴は全然スポーツをしていなければ部活にもはいってない

いいな、その才能



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