僕の愛した愛。
仮眠をとって夕方愛の学校の近くにあるコンビニで愛を待つ。
チャイムがなった。そろそろかな。そう思っていたら向こうから走ってくるぼくの愛おしい愛の姿が見えた。

僕は堪らず車を出て両手を広げた

息を切らしながら鞄のファスナーもあいたままだ。どんだけ急いで来たんだよ。

愛は僕の胸に飛び込んでくる
僕は愛を抱きしめる
愛は僕を見上げながら
しゅうちゃん?お誕生日おめでとう。
今日はしゅうちゃんがお迎えに来てくれるから頑張って勉強しちゃったよ。
と言った。

愛おしい愛おしい愛おしい。


その時の感情がまたフラッシュバックして
僕はなんとも言えない感情になる。
僕は一体いつになったら愛を忘れることができるのだろうか。
今日も僕は愛を思い出しながら日々を過ごす。きっと今日の夜は彼女がお祝いしてくれる。
これが現実だった。
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