【短編】嫌いな人
日曜日の昼下がりだから、商店街のすぐそばの公園は子供たちで溢れてる。
この公園も君と来たことがある。
そういえば僕らはどこで知り合ったっけ。
確かこの公園で遊んでるぐらい小さい頃、いや、もっとだ。
2歳や3歳の頃だ。
君が僕の家の隣に引っ越してきたんだ。
それからずっと好きだった。
高校生になったばかりの頃、君は突然モテだしたものだから焦って告白したのを覚えてる。
君は泣いたね。