【短編】嫌いな人



大学2年の秋だ。


口数も減って僕といても楽しくなさそうだ。

それでもその頃の僕は君のことが好きだから必死で笑わせようとした。



でも笑ってくれることは無かった。


本当に悲しかったよ。


冬には全く来なくなって電話やメールだけになった。



浮気でもされてるんだ。


そう思った。




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