【短編】嫌いな人



もうすぐで君の病院だ。

次が降りる駅だ。


僕は席を立って電車が止まるのを待つ。



僕は世界で一番君が嫌いだけど君はどうかな。


宇宙で一番嫌いだと言うかもね。


やがて電車が止まって駅のホームに出ると、そこはほとんど自然しかないような田舎だ。



ずっと見舞いへ行くうちに見慣れた田舎景色だ




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