俺から離れないで





「玲奈ちゃんって、モテるでしょ?」







「そんな…!私みたいなブスがモテるわけないよ!!」







「はぁ…あっそ。まぁ、気をつけてよ?玲奈ちゃん色々と危なっかしいから」







「むぅ…何それ。私そんなに危なっかしくないもん」






深瀬くんに、少しからかわれてちょっとだけ走ってみたら躓いて体が前に倒れていった。






咄嗟に、目を閉じたけどいくら待っても痛みはなかった。






「ほら、危なっかしいじゃん」







「あっ…」






え、何今の声…







「…玲奈ちゃん、エロい…」






「なっ…!エロくない!!耳元でしゃべんないで!!」







耳に深瀬くんの息がかかって変な感じして、変な声出ちゃった…






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