俺から離れないで





玲央を連れて下に降りると、お母さんが朝ごはんの支度をしてた。





「おはよ。お母さん」





「おはよー。ふふっ、玲央はまだ眠そうね」





玲央を見て微笑んだお母さん。





もう、40にもなるのに年齢誤魔化してません?



はぁ…会えるって思ってたけど学年違うし、そんな簡単じゃないよね…






「あ!玲奈ちゃんおはよー」





「えっ…なんで、深瀬くんが…?」





意外と簡単に会えました…





「迎えに来た。学校行こ」






「う、うん…」






『迎えに来た』






そんな事言われたら、嬉しすぎるよ…!


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