保険彼女と日向くんの甘々同居生活

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朝、なんだか少し重たい体を無理やり起こし
三人分のお弁当を作って家を出た。



「美々おはよー」


「あ、愛花。おはよう」





それから暫く美々と話して、なんだか暑くて
喉が渇いて



「ジュース買ってくるね」



飲み物を買いに自動販売機へ向かう。





飲み物、ちなみにココアを買い教室に戻ろう廊下を歩いていると


「…愛花ちゃん、だよね?」



三人組の女の子達に話しかけられ立ち止まる。



上靴の色からして先輩、かな?






「はい、そうですけど…」


「だよね、よかった。
実は少し言いたいことがあって…」




「…言いたいことですか?」




「うん。あのね、
……これ以上加恋を傷つけないでほしいの」







ーーーー…ん?
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