保険彼女と日向くんの甘々同居生活
そんなことを思いながら歩いているとお風呂場らしきものを発見。




…ここか。



扉を開けて中に入って着替えを棚に置く。




ニットを脱ぎ下着に手をかけようとした所である異変に気付いた。


ーーーーー…ん?


電気……ついてる。

お風呂の、電気。



日向君がつけてくれたとか?

でも、私の見間違いじゃなければ
なんか……人の影らしきものが見えるだけど。






え?






日向君、じゃないよね?



だとしたら今目の前に写ってる人の影らしきものはなに……?






………お、ばけ?




ああ、やめてよ。
私そういうの無理なんだって。



脱いだニットを急いで着て一歩後ずさりする。



と、その瞬間








「あ〜すっきりした〜」
















「い、いやアアアアアアアアアアアア!!」




私の悲鳴が辺りに響き渡った。


< 51 / 121 >

この作品をシェア

pagetop