保険彼女と日向くんの甘々同居生活
「え、あ、つまり毎日私がご飯作るんですね」
料理好きだからむしろ嬉しいけど。
「うん、もちろん日向も一緒にねっ」
ウィンクしながら成瀬さんが日向くんを見れば
「…はいはい、わかったよ」
呆れたように頷いた。
これからご飯は日向くんと作ることになりました。
「成瀬、お前今日片付けな」
「はいよ」
成瀬さんは料理はできないけど片付けは出来るらしい。手際よくお皿を洗い始めている。
「私も手伝います」
「ありがとね〜。愛花ちゃんはいいお嫁さんになりそうだね〜」
ここに来て2日目にして気付いたことは
成瀬さんは女子が喜ぶことをさらっと言ってしまうということ。
日向くんのことを無自覚だとかなんだとか言っていたけど、成瀬さんは多分天然たらしだ。