保険彼女と日向くんの甘々同居生活
夕飯を食べ終えて、日向くん達は何やらやることがあるそうで部屋に戻ってゴロゴロしていたら美々から電話がかかってきて、ただいま電話中。
「ホント先輩ありえないわ。
愛花のことなんだと思ってるのよ」
いきなりの電話の内容はやはりと言うべきか先輩のことだった。
「保険?」
「そう、それ。意味わかんなすぎて笑える。
大体贅沢すぎるにもほどがあるわ。
ミスコン1位と2位を好き放題するなんて」
今日の美々は本当に饒舌だな。
そう呆気にとられていると
「あのさ愛花」
急に真面目な声になった美々。
「なに?」
「ずっと思ってたんだけど厚化粧やめたら?」
とても大事なことを打ち明けてくるかのような話し方の美々から出た言葉に
「………ん?」
私はとても困惑している。