【短編】恋愛ジンクス
「それで…」



コホンとわざとらしい咳を一つ



「ナツに夏休みの間におばあちゃんの家に住み込んでほしいの」



「……は……?」



「花とか植物植えてあるから、枯らしたらダメでしょ?」



そりゃそうだけど…



「バイト代、五千円」



ママの目がキラリと光る



「い、行く!行かせていただきます!!」



「そう?よろしくね」



とことん金に弱い私



ま、お金なくてどこにも行けないよりマシだよね
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