オバケからの告白
【最終章】『オバケからの告白』
日曜日のこの日、
蓮は相変わらず優奈の家に居座り、
悟とともにリビングでテレビを見ていた。
そこへ優奈がやってくると、
蓮に文句を言いはじめた。
「ちょっと何蓮までパパと一緒にテレビ見てくつろいでんのよ」
「そんなこと言ったってやる事ないんだから仕方ないだろ!」
「それにしたってうちにいる時はいつもそこでくつろいでるじゃない、
人ん家に来てそんなにくつろいでる事ないでしょ、
うちにおいてもらってるんだから家事の手伝いくらいしたらどうなの?」
そんな蓮に対し理恵子が助け舟を出す。
「良いじゃないの優奈、
オバケの蓮君には何もできる事が無いのよ、
ゆっくりさせてあげましょ」
「ママまでそんな事言って、もう甘いんだから」
「まあ良いじゃないの優奈、
蓮君良いのよ、ゆっくりしていなさい」
「ありがとうございます、
すみません何も出来なくて」
「良いのよ蓮君、
その代りあたしがあの世に行ったら仲良くしてね」
「何言ってるんですか、
当たり前ですよおばさん」
「そんなに暇ならまたあたしの勉強見てくれる?」
「またぁ? もう試験は終わったんだろ」
「良いじゃんその位、勉強見てよ」
「しゃあねえな、今行くから待ってろ」
「ありがと、先行って待ってるね」
二階へと向かう優奈、
そして蓮はその後ろ姿に声をかける蓮。
蓮は相変わらず優奈の家に居座り、
悟とともにリビングでテレビを見ていた。
そこへ優奈がやってくると、
蓮に文句を言いはじめた。
「ちょっと何蓮までパパと一緒にテレビ見てくつろいでんのよ」
「そんなこと言ったってやる事ないんだから仕方ないだろ!」
「それにしたってうちにいる時はいつもそこでくつろいでるじゃない、
人ん家に来てそんなにくつろいでる事ないでしょ、
うちにおいてもらってるんだから家事の手伝いくらいしたらどうなの?」
そんな蓮に対し理恵子が助け舟を出す。
「良いじゃないの優奈、
オバケの蓮君には何もできる事が無いのよ、
ゆっくりさせてあげましょ」
「ママまでそんな事言って、もう甘いんだから」
「まあ良いじゃないの優奈、
蓮君良いのよ、ゆっくりしていなさい」
「ありがとうございます、
すみません何も出来なくて」
「良いのよ蓮君、
その代りあたしがあの世に行ったら仲良くしてね」
「何言ってるんですか、
当たり前ですよおばさん」
「そんなに暇ならまたあたしの勉強見てくれる?」
「またぁ? もう試験は終わったんだろ」
「良いじゃんその位、勉強見てよ」
「しゃあねえな、今行くから待ってろ」
「ありがと、先行って待ってるね」
二階へと向かう優奈、
そして蓮はその後ろ姿に声をかける蓮。