オバケからの告白
「どうしたの優奈、上で何かあった?」

「何でもない、良いからご飯食べよう」

「蓮君はどうしたの?」

「良いよあんな奴、
どうせ来てもご飯なんか食べらんないんだからほおっておこう」

「確かにそうだけど、
いつもはご飯になると一緒に来るじゃない」

実はこの時優奈は、
蓮に怒っていたのではなく、
蓮の言う事は正論であり、
それに言い返せない自分に腹が立っていた。

その後理恵子は仕方なく夕飯を食べることにした。

「とりあえずご飯食べましょうか」

その後夕飯を食べ終えた優奈であったが、
なんとなく蓮と顔を合わせ辛く、
この日はリビングで時を過ごすことにした優奈。

そして夜遅くに自分の部屋に戻ったが、
その時にはすでに蓮の姿は消えていた。

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