俺にだけは、素直になれよ。~幼なじみとヒミツの同居~



湯船につかりながら、いろいろ考えてたら、つい長湯してのぼせかけちゃうし。


喉もカラカラ。


私はスウェットに着替え、ドライヤーでようやく髪を乾かし終えると、リビングに水を飲みに行くことにした。


リビングのドアから廊下まで漏れている明かり。


大地、まだいたんだ……。


そう思うだけでなぜだかすごく嬉しくなる。


トクトクと心臓まで早くなって。


深呼吸してからドアを開けると……。


大地は、ソファーに横たわっていた。







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