俺にだけは、素直になれよ。~幼なじみとヒミツの同居~
「マジで!?そういうことなら、ゼッテー平均点以上とってやるしっ!」
苦手な勉強も頑張ろうってやる気がわいてきた。
しかも、美月が条件付きでオッケーしてくれたってことは、ちょっとは脈アリだと思っていいわけ?
「じゃあ、そのためにも、今日から俺の専属家庭教師ヨロシクね、美月センセ?」
ポンッと美月の肩を叩いて顔を近付けて微笑むと、みるみるうちに美月の顔が真っ赤になっていく。
なぁ、美月。
やっぱ俺、期待してもいい?