俺にだけは、素直になれよ。~幼なじみとヒミツの同居~


「そうそう!大地、できたじゃない!」


「マジ?やったね」



美月にほめられて、嬉しすぎて鼻の下がのびそうになる。


つーか、すでにのびてる?



「じゃあ、ちょっと休憩にしよっか。ココア淹れてくるよ」


「サンキュ!」



俺は、うーんと、両腕をあげてのびをする。


久しぶりに長時間勉強したから、肩凝ったな。


美月がココアを淹れてくれてる間、ソファーを背もたれにしてくつろいでると。


ラインを知らせる音がなる。


ん?俺のか?


ズボンのポケットに入れていたスマホに手をのばし、画面を見ると。
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