サッカーばか

…沈黙

奏太くん何もしゃべってくれないし

あたしは怖くて上を見れない…

迷惑だったかな~;

思い切って奏太くんをみて


「あのっ!ごめ…ごめんね?」

「…なんで謝るの?」

「えっ?だ、だって嫌だったんじゃないの……?」

うぅ、また泣きそう…

ああ、奏太くん溜め息ついてるし…


「…違うから、
怒ってないし、泣かないでよ」

そういって、
優しく涙をふいてくれた

そんな事されたら
よけい泣いちゃうよ~

メイク取れちゃうし~

「うわ~ん」

「わっ、泣かないでっ!」

そう言って私の手を握って

ベンチまで連れていってくれた…

< 23 / 87 >

この作品をシェア

pagetop