サッカーばか
ホテルに戻り、
夜ご飯を食べて。
とりあえず休憩。
「祐実~!!よかったね!
両思いじゃん!!」
やっと落ち着いた私はさっそく祐実に抱き付いた
「……………ねぇ、」
ん?機嫌悪くない?
「なんであいが知ってるのかな?
あたし何も言ってないけど、」
「あ…」
しまった!!奏太に、
見た事は秘密にしとこう
って言われたのに…
祐実怒ってる~!
「……ごめんね、たまたま……」
「う、そ。
怒ってないよ。
あいが協力してくれたんだってね。
ありがとう」
そう言って笑った祐実は
女の私が見ても
キレイで、かわいくて。
私は黙って祐実を見つめてしまった。
「へ……怒ってないの?」