魔法と紡いだアオハル
新しい生活
灰色のスカート
少し紺っぽいプレザー
胸元から見える赤いネクタイ
「よしっ。」
何度も鏡の前でチェックする。
ネクタイが歪んでないか
スカートの裾がおかしくないか
ローファーは綺麗か
前髪は眉の高さのパッツンで綺麗に揃えた
そう。特に髪型にはとても注意した
と言っても後ろはただのポニーテールだけど…
初日はとても大切だ。
特に同じ学校だった人がいないとなると
なおさら大切なのだ
魔力を持ってそうな子なんて
中学校では見当たらなかった。
「みお〜時間よ。お迎えが来てるわ」
お母さんが玄関で私を呼んでる
「すぅ〜っはぁ〜。」
深呼吸をして玄関へ向かう
「おはようっ‼︎みおちゃん
制服似合うね〜‼︎可愛い!」
「あ!翠さん‼︎」
「ぶっぶー
今日からは君の担任の先生だよっ」
「担任なんですか?!
嬉しいですっ‼︎
おはようございます!翠先生」
「はい。おはよう」
良かった…担任が翠先生だとわかると
少し安心する。
「みお。気をつけてね
お友達たくさん作るのよ」
「うん‼︎」
ドキドキ。
あの有名な学園。
しかも皆んな魔力の持ち主。
ドキドキが止まらない。
「じゃあ行こうかな」
そう言うと翠先生は家の中に入って
玄関のドアを閉めた
「えっ。どうやって行くんですか」
「ふふふ。
今日は見本を教えに来たんだ
こうやって学校に行くんだよ」
得意げな顔をすると
ドアノブに手をかけた
「我、魔術の使い手翠。
魔法学園へ通じたまへ道引きたまへ」
ふぁんと
一瞬魔法陣のようなものが
ドアに浮かび上がったかと思うと
直ぐに消えてしまった。
「もう着いたよ」
「え?」
ガチャ
翠先生がドアを開けると
その向こうには
いつものとは違う景色に
繋がっていた
沢山の綺麗な花が咲く花壇に沿った道を
おはよう
おはよう
と
私と同じ制服を着た子達が
挨拶をしながら同じ方向に歩いて行く
その方向にはとてもとても大きな
校舎と言うよりも豪邸のような
立派な建物が建っていた
広いグラウンドに…
あの大きな建物は体育館かな…?
「ここは…」
「これが魔法学園だよ」
翠先生が笑顔で答える
でもドアのこちら側は普通の家だ
本当に魔法なんだ…
「サァッ行こう」
翠先生が私の手を引く
「あら、翠先生まって」
お母さんが何か言おうとした
けどそれは直ぐにわかった
ばんっ
私は思いっきり何かにぶつかった
「痛ったー」
打った方向を見るが何もなかった…
あれ?透明な壁がある…?
家のドアを境に透明な版が…?
「あ!忘れてた」
はいっと
先生が私に小さな指輪をくれた
小さなビーズほどの大きさの物体もついてる
「ここには結界が貼られているんだ
だから、これをつけていないと中には入れないんだよっ」
そう言うと翠先生は
私と似た感じの指輪をしてた
キラキラ光っている黄色いビーズ
だけど、私のビーズの色は
緑先生と違って透明だった。
少し紺っぽいプレザー
胸元から見える赤いネクタイ
「よしっ。」
何度も鏡の前でチェックする。
ネクタイが歪んでないか
スカートの裾がおかしくないか
ローファーは綺麗か
前髪は眉の高さのパッツンで綺麗に揃えた
そう。特に髪型にはとても注意した
と言っても後ろはただのポニーテールだけど…
初日はとても大切だ。
特に同じ学校だった人がいないとなると
なおさら大切なのだ
魔力を持ってそうな子なんて
中学校では見当たらなかった。
「みお〜時間よ。お迎えが来てるわ」
お母さんが玄関で私を呼んでる
「すぅ〜っはぁ〜。」
深呼吸をして玄関へ向かう
「おはようっ‼︎みおちゃん
制服似合うね〜‼︎可愛い!」
「あ!翠さん‼︎」
「ぶっぶー
今日からは君の担任の先生だよっ」
「担任なんですか?!
嬉しいですっ‼︎
おはようございます!翠先生」
「はい。おはよう」
良かった…担任が翠先生だとわかると
少し安心する。
「みお。気をつけてね
お友達たくさん作るのよ」
「うん‼︎」
ドキドキ。
あの有名な学園。
しかも皆んな魔力の持ち主。
ドキドキが止まらない。
「じゃあ行こうかな」
そう言うと翠先生は家の中に入って
玄関のドアを閉めた
「えっ。どうやって行くんですか」
「ふふふ。
今日は見本を教えに来たんだ
こうやって学校に行くんだよ」
得意げな顔をすると
ドアノブに手をかけた
「我、魔術の使い手翠。
魔法学園へ通じたまへ道引きたまへ」
ふぁんと
一瞬魔法陣のようなものが
ドアに浮かび上がったかと思うと
直ぐに消えてしまった。
「もう着いたよ」
「え?」
ガチャ
翠先生がドアを開けると
その向こうには
いつものとは違う景色に
繋がっていた
沢山の綺麗な花が咲く花壇に沿った道を
おはよう
おはよう
と
私と同じ制服を着た子達が
挨拶をしながら同じ方向に歩いて行く
その方向にはとてもとても大きな
校舎と言うよりも豪邸のような
立派な建物が建っていた
広いグラウンドに…
あの大きな建物は体育館かな…?
「ここは…」
「これが魔法学園だよ」
翠先生が笑顔で答える
でもドアのこちら側は普通の家だ
本当に魔法なんだ…
「サァッ行こう」
翠先生が私の手を引く
「あら、翠先生まって」
お母さんが何か言おうとした
けどそれは直ぐにわかった
ばんっ
私は思いっきり何かにぶつかった
「痛ったー」
打った方向を見るが何もなかった…
あれ?透明な壁がある…?
家のドアを境に透明な版が…?
「あ!忘れてた」
はいっと
先生が私に小さな指輪をくれた
小さなビーズほどの大きさの物体もついてる
「ここには結界が貼られているんだ
だから、これをつけていないと中には入れないんだよっ」
そう言うと翠先生は
私と似た感じの指輪をしてた
キラキラ光っている黄色いビーズ
だけど、私のビーズの色は
緑先生と違って透明だった。