幾年の愛を
再会
兄さんは小さい頃の知っている兄さんで
変わっているのは声と背丈だけだった。
「先に帰っていて…こいつらに話があるからな」
兄さんは私を千月達に預けてから
あいつらと一緒に部屋の中に入って行ってしまった…
「采羽様、参りましょう…要様なら
すぐに戻られます」
「う、うん…」
私は3人につれられるがままに天界の方に
来てしまった、
side采羽 end
side要
こんなに早く我が妹に会えるなんて
思ってなかったけど、ある意味
このバカ共のおかげかな…
まぁそこだけは感謝しといてやるか…
「さてと、んで?てめぇらはなんで
采羽の前に現れやがった…」
「そ、それは…」
目も合わせねぇのか…
まぁそりゃあそうか…俺はもう人間じゃない